Record China 2013年1月25日(金) 0時27分
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24日、台湾の活動家を乗せた船が尖閣諸島に接近し、海上保安庁による阻止を受けた。これについて台湾外交部は日本側に抗議する一方、漁業協議への影響について懸念を示している。資料写真。
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2013年1月24日、台湾NOWnews(今日新聞網)は、台湾の活動家が乗った船が尖閣諸島海域に接近し、日本の公船による妨害を受けたと報じた。これについて、台湾外交部の蘇啓誠(スー・チーチョン)氏は、「釣魚島(尖閣諸島)は台湾漁民の伝統的漁場であり、日本がこれを尊重し、妨害しないことを望む」と述べ、今回の事件が台湾と日本による漁業協議の進展に及ぼす影響を懸念した。中国新聞網が伝えた。
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台湾の活動家を乗せた船舶「全家福」は24日未明に尖閣諸島に向けて出港したが、日本の公船の妨害を受けた。船は午前11時30分頃に引き返したが、落ち着きを見せようとしていた状況に変化が起こった。
蘇氏は「この事件により、日本側は漁業協議に影響があると示唆してきた。1、2月に予備会議を行う予定だったが、日程が若干ずれ込む可能性がある」と述べた。
蘇氏は「活動家はいずれも船員証を所持しており、自発的な行動であった。法に基づく申請を経ていたため、当局は漁民の安全を守らなければならず、海巡署も艦艇を派遣して護衛を行うことになる」と述べ、日本側に対し「釣魚島は台湾の付属島嶼であり、台湾漁民の伝統的漁場である。漁民は合法的に釣魚島へ行って漁業活動を行う権利を有しており、妨害しないでもらいたい」と呼びかけた。
台湾外交部の夏季昌(シア・ジーチャン)報道官は、「意思疎通を強化し、この事件が第17回漁業協議の第2回予備会議に影響を及ぼさないことを望む」とコメントした。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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