好戦的言説が飛び交うようになった中国とその失敗―英紙

Record China    2013年1月26日(土) 17時0分

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22日、英紙フィナンシャル・タイムズは記事「好戦的言説が中国に帰ってきた」を掲載した。近年、中国は軍事力の行使や戦争について言及する機会が増えている。写真は12年3月、両会での中国人民解放軍代表の入場。

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2013年1月22日、英紙フィナンシャル・タイムズは記事「好戦的言説が中国に帰ってきた」を掲載した。24日、環球時報が伝えた。

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長年にわたり西側諸国は中国に軍の透明度を向上させるよう促してきた。今、中国はまさにそのとおりにしているのだが、西側諸国の望む形ではなかった。そう、中国は今、率直に戦争について語るようになったのだ。

先週、中国共産党中央軍事委員会の許其亮(シュー・チーリアン)副主席は「すべての仕事を勝利のために集中させよ」と訓示した。ここ数カ月、中国共産党及び人民解放軍の指導者、そして官制メディアはこうした言葉を伝え、平和ではなく戦争について語ることが多くなっている。

こうした動きにタカ派は大喜びだ。ある退役した海軍将校は中国は軍事近代化を利用して近隣の小国を威嚇するべきと発言した。別のタカ派評論家は平和主義とロマン主義を捨てようとコラムを書いた。中国の実際の動きも過激なものとなっている。尖閣諸島における日本との対峙(たいじ)で、中国政府はまず船舶を派遣した。次に民用機を、そして最後には戦闘機まで登場するようになった。

こうした軍事的威嚇は成功する可能性もある。あるいは中国から見れば成功しているのかもしれない。しかし別の面で見れば中国は敗北を喫している。長年にわたり中国政府は脅威論が唱えられないよう努力してきた。しかし、このままでいけば中国は脅威だとみられるのは必然だろう。(翻訳・編集/KT)

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