<尖閣問題>長期化を見据えた準備が進む=日本は防衛計画見直し、中国は大型監視船建造へ―中国

Record China    2013年1月28日(月) 7時24分

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26日、尖閣諸島を巡る問題で、日中両国は首脳会談への道筋をつけようと模索を続けているが、一方で問題の長期化に向けた準備が進んでいる。写真は中国の漁業監視船。

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2013年1月26日、尖閣諸島を巡る問題で、日中両国は首脳会談への道筋をつけようと模索を続けているが、一方で問題の長期化に向けた準備が進んでいる。RFI中国語版が伝えた。

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日本政府は25日午前、閣議を開き、「防衛計画の大綱」の見直しを決定した。領土、領海、領空を守る態勢の強化に取り組み、尖閣諸島のある南征海域の防衛と監視を重点的に行う。

防衛省は見直しのための委員会を設置し、6月をめどに中期報告を取りまとめ、年内に新たな大綱を作成する見込みだ。安倍首相は自衛隊の予算増加と人員の拡充を約束している。

中国は、尖閣諸島海域に常駐する1万トン級の大型監視船の建造を近日中に開始する見込みで、「釣魚島(尖閣諸島)と同海域での漁業管理を強化する」計画を打ち出している。

また、南シナ海における主権問題においては、中国は新たな漁政船を西沙諸島に配備済みで、将来的には南シナ海に1万トン級の大型漁政船を配備する見込みだ。

船舶を専門に取り扱うポータルサイト「中国船舶在線」によると、この漁政船は全長156メートル、幅17.8メートル、高さ13.85メートルで、最高38ノット、航続距離は1万2000海里と、目下建造中の船舶の中でも最大かつ最新鋭の海洋漁業監視船となる。船舶は中国船舶・海洋工程設計研究所が設計、南部の造船会社が建造を行う。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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