反汚職官僚キャンペーンに公然と反旗翻す者も!習近平総書記は決断の時だ―香港紙

Record China    2013年1月29日(火) 7時20分

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27日、香港紙・明報は記事「追い詰められた習近平」を掲載した。反汚職官僚キャンペーンを展開する習近平総書記だが、そのカギとなる官僚の財産公開制度に公然と反旗を翻すものまであらわれた。資料写真。

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2013年1月27日、香港紙・明報は記事「追い詰められた習近平」を掲載した。

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総書記就任以来、汚職官僚対策を最大の政策課題に掲げている習近平(シー・ジンピン)氏。そのカギになると期待されているのが官僚の財産公開制度だ。全国に先んじて導入が期待されているのが広東省広州市。同市紀律委員会は同様の制度をすでに導入している香港、マカオを視察している。

ところがこの方針に公然と反対の声があげられた。広東省人民代表大会代表、広東アルミ集団理事長・総裁の葉鵬智(イエ・ポンジー)氏は、財産公開はカルテを公開するようなもので、官僚にもプライバシーはあると反論した。ここまで表だった反論は他にないが、「上が決定したならば従う」という消極的な意見を述べている者も多い。中央政治局常務委員の兪正声(ユー・ジョンション)氏までそう言っているのだから驚きだ。

ことここにいたれば、中国のトップである習近平総書記が決断を下すしかないだろう。公然と反論を唱える者まであらわれた今こそが決断の時である。(翻訳・編集/KT)

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