Record China 2007年3月30日(金) 14時40分
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中国の雑誌「職場」による中国人の就職先人気企業ランキングが公開され、例年通り外資系企業に人気が集中しているのが明らかになった。マイクロソフト・IBM・P&G・ノキア・Googleなどが上位に挙げられている。
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このほど、中国の雑誌「職場」誌上で中国人の就職先人気企業ランキングが公開され、例年通り外資系企業に人気が集中しているのが明らかになった。
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雑誌「職場」は、40の大学に所属する1万2860名の大学生からアンケートを取り、就職先人気企業ランキング・トップ50を作成した。そのうち6割は外資系企業が占めている。トップ10もマイクロソフトを筆頭にIBM・P&G・ノキア・Googleといった外資系企業が上位を占めており、それにLenovo・中国移動通信などの中国の有名企業が続いている。こうしたアンケート結果から、総じて中国における外資系企業人気は今年も変わらないと見られる。人気の理由としては、給料の高さや業績の好調さが挙げられる。今年、中国の外資系企業の57%では給料が10%以上アップした。また、業績好調により雇用を拡大している企業も少なくない。こうした外資系企業人気を踏まえて、将来外資系企業に就職するために海外でインターンをする学生も増えているのだという。
意外な結果としては、人気企業ランキングのトップ10に中国外交部(日本の外務省に相当)が入った。昨年末の中国国家公務員試験では外交部の人気が特に高かったわけではないため、なぜ人気が急に高まったのか関係者は首をひねっている。参考までに、就職ポータルサイト「中華英才ネット」は、今年の人気職種として、通信を筆頭に生産管理・システムエンジニア・ITソフトウェア開発などを挙げている。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)
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