中国で妻の出産に立ち会う夫が増加―英メディア

Record China    2013年1月29日(火) 16時49分

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25日、中国で妻の出産に立ち会う夫が増えている。数年前までは分娩室に夫が立ち入るのを病院側が拒否していたが、最近ではこれを許可する病院も増加している。写真は山西省太原市で出産した夫婦。

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2013年1月25日、参考消息は21日付の英紙デイリー・テレグラフ(電子版)に掲載された記事を紹介した。同紙によると、中国で最近、妻の出産に立ち会う夫が増えているという。

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つい最近まで、妻の出産に最後まで立ち会う夫の姿を中国で見かけることは極めて少なかった。それは中国人の夫が妻の出産に無関心なのではなく、大多数の公立病院が分娩室に妊婦以外が入るのを許可しなかったからだ。

中国で働く外国人助産師によると、出産に立ち会う夫が増えている。多くの都市病院では個室分娩を有料で提供しており、分娩予定の立て込んでいない公立病院や診療所でも夫の分娩室立ち入りを許可するようになった。また、「パパになるための講座」に参加する若い夫も増えており、彼らの多くが妻のそばで出産を応援したいと考えている。

ある中国人女性は「夫婦のあり方が昔と比べて大きく変わっている。私が1991年に帝王切開で出産した時、夫は仕事中だったが、当時はそれが当たり前だった。夫は生まれたばかりの子供を遠くから見せられただけで、後は新生児室のガラス越しに1〜2度見ただけ。私は合併症が起きたため、絶対安静を理由に7日間も子供と会わせてもらえなかった」と話す。北京の有名病院で働く助産師も「昔は女性の家族が妊婦をサポートしていたが、経済発展と核家族化により、現在の妊婦はますます夫に頼る傾向にある」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)

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