<卓球>予想外!早田ひなを飛躍させたのはあの中国選手だった―中国メディア

Record China    2019年2月21日(木) 16時20分

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中国メディアの信息時報は21日、「オオカミの群れの襲来」と題する記事を掲載。先日のポルトガルオープンで、早田ひなが優勝したことに危機感を示した。写真は丁寧。

中国メディアの信息時報は21日、「オオカミの群れの襲来」と題する記事を掲載。先日のITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープンで、早田ひなが元世界ランク1位の劉詩ブン(リウ・シーウェン)から金星を奪って勝ち上がり、優勝したことに危機感を示した。

中国卓球界では以前から「日本が台頭して来る」と言い続けられており、近年、その言葉通りに平野美宇伊藤美誠張本智和ら若手が台頭してきた。この状況をイソップ寓話の「オオカミ少年」になぞらえ、「オオカミが来た」という表現を中国メディアは頻繁に使っている。そして、信息時報の記事はオオカミを「群れ」と表現。台頭してきた選手が一人や二人ではないことを表している。

16日に行われた女子シングルス3回戦で、早田は4—2で劉に勝利。続く準決勝では中国のカットマン、胡麗梅(フー・リーメイ)を4—1で破った。記事は早田について、「平野美宇や伊藤美誠に比べ、中国での知名度はそれほど高くなく、伊藤と組むダブルスの選手という印象が強い」と紹介。一方で、「18年のITTFワールドツアー・グランドファイナルの女子ダブルスで優勝するなど、中国のトップペアに何度も勝利してきたことが、早田に自信をつけさせたのかもしれない」と勝因を分析した。

また、「早田にはほかの選手にはない武器がある」とも。それは「身長」のことで、「平野(158センチ)や伊藤(150センチ)が160センチに届かないのに対し、早田は166センチ。これにより、カバーできる範囲が広がる」とした。さらに、「早田は比較的台の近くに立ち、攻撃的なプレーをする。短いボールの処理にたけ、フォアハンドの攻撃は力強く連続性がある。中国チームは早くから、将来的な脅威になる可能性があると見ていた」と伝えた。

その上で、「予想外だったのは、早田の飛躍のきっかけは中国が与えたことだった」と指摘。元世界ランク1位でリオデジャネイロ五輪金メダリストの丁寧(ディン・ニン)が、16年3月のカタールオープンで当時15歳の早田を練習相手に指名した際、早田が丁寧から細かなアドバイスをもらったというエピソードを紹介した。そして、「丁寧と交流したことで練習への姿勢が変わった早田は、より自分に合ったプレースタイルを確立。技術も高まり、攻撃力が増した。これは、後に彼女が大きく変身する基礎になった」と伝えた。

記事は、「日本女子の『オオカミの群れ』は徐々にその姿を現しつつある」と指摘。「伊藤美誠一人でも中国にとっては十分頭の痛い存在で、2年間研究しながらまだ攻略できていない。その上、早田ひなも出てきた。中国の形勢は間違いなく厳しくなっている」とし、「2020年の東京五輪を、早田ひな、伊藤美誠、平野美宇はいずれも20歳という選手として伸び盛りの黄金期に迎える。開催国の優位性にチームとしての優位性も加わった。中国は確かに、楽観できない」と危機感を示した。(翻訳・編集/北田

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