Record China 2013年2月1日(金) 10時9分
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31日、宇宙ロケット「羅老(ナロ)号」の発射に成功した韓国。羅老号は韓国とロシアの共同開発によるものだが、韓国が開発したのは2段目のみであり、韓国が大陸間弾道ミサイル技術を得たことにはならない。資料写真。
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2013年1月31日、環球網によると、韓国は30日午後、宇宙ロケット「羅老(ナロ)号」を打ち上げ、目標の軌道に入ったと発表した。羅老号は韓国とロシアの共同開発によるものだが、韓国が開発したのは2段目のみであり、韓国が大陸間弾道ミサイル技術を得たことにはならない。
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北朝鮮の「衛星打ち上げ」は安保理の制裁決議を受けた。一方の韓国は衛星の打ち上げに2度失敗し、3度目でようやく成功にこぎつけたが、何事も起こっていない。北朝鮮は世の中の不公平さに憤りを感じていることだろう。
韓国と米国は軍事的同盟関係にあり、韓国には米軍が駐留している。基本的に単独で戦う北朝鮮は、日米韓の軍事的プレッシャーを受けている。北朝鮮の不安感は韓国のそれとは比べ物にならないのだ。朝鮮半島には北朝鮮の3度目の核実験という新たな危機が迫っている。中国による制止が期待されているが、その望みは薄い。それゆえに韓国は発射の成功を国を挙げて祝うことは控えておいた方がいい。韓国の北東アジアにおける安全の序列は基本的に北朝鮮と日本の間に置かれ、戦略的行動の一つ一つがその範囲の中で反響し、利害がいともたやすくひっくり返ってしまうのである。
北東アジアにおける韓国の各方面の実力は、多くの国に受け入れられるものであるが、韓国は自身の潜在的な役割を軽視し、自らの実力を強化することに夢中になっている。だが、韓国の実力は、結局のところ北東アジアで単独の戦略的方向性を支えるには至らないだろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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