Record China 2013年2月1日(金) 17時32分
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1日、「世界大企業連合会」の研究結果によると、2012年の世界経済の成長に対する中国の貢献率は先進国全体の貢献率の2倍に達した。写真は上海市。
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2013年2月1日、国際関係は複雑なシステムであり、経済関係だけではない。だが世界の経済構造と政治構造の間に相互作用があることも一目瞭然だ。世界の構造は一度できれば永久不変というものではないし、特定の分野だけが変化することもあり得ない。
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独紙「ディ・ヴェルト」は少し前の記事で、2013年は1つの転換点であり、世界経済に占める先進国の割合が初めて50%を割り込むことになると指摘した。国際通貨基金(IMF)もこれに先立つ研究報告で同様の予測を示した。こうした歴史的転換点において中国の果たす役割はいうまでもない。
「世界大企業連合会」の研究結果によると、2012年の世界経済の成長に対する中国の貢献率は先進国全体の貢献率の2倍に達した。世界経済は「欧米先導の発展モデルから中国先導へと移行しつつある」。香港上海匯豊銀行(HSBC)は最新の調査報告で、世界経済の昨年の顕著な変化として、多くの発展途上国が対中輸出から発展の原動力を得始め、先進国よりも多く中国の発展から恩恵を受けていることを挙げた。
中国は途上国の経済成長のリーダーであるだけでなく、途上国全体の地位向上のブースターであり、国際貿易・金融ルール改革の推進者でもある。
世界は中国の発展による利益を分かち合う時代に入りつつある。強調しておく必要があるのは、中国の成果は平和的発展、協力的発展、ウィンウインの発展によって創出されたということだ。この成果は経済的重みだけでなく、軽視できない政治的意義も備えている。現代化への道は世界各国によって様々だ。新たな時代的背景の下、人類には大国の台頭に関する古臭い歴史論理を打破する能力がある。
東アジアの状況は中国の発展過程における外部世界との良好な相互作用の1つの縮図だ。ASEAN諸国を始めとする域内諸国の良好な発展基調には、国内の有利な要因による支えとともに、地域経済の融合に負う面もある。中国要因の重要性はどんどん際立っており、中国の果たす「バラスト」(安定を保つ重し)の役割は幅広く認められている。シンガポールのある学者は「アジアはすでに過去200年来で最良の時期に入った」と感慨深げに指摘した。
世界の一部勢力は徒党を組んで、中国を念頭に置いた「同盟」を築くことを構想している。この「同盟」にいかなる前途もない1つの重要な理由は、中国は平和的発展路線を歩んでおり、中国の発展は世界に確かな恩恵をもたらしているという点にある。中国の発展は世界のチャンスでもあり、中国の発展を妨害することは、世界各国が共有する発展環境を破壊することでもある。良い生活に入ったばかりの発展途上国がどうして一部の者の妄想に迎合し、自らの発展を犠牲にする必要があろうか?
中国のような大国が平和的発展の道を歩むには、堅実な物質的基盤が確かに必要だ。こうした基盤がなければ自らの後ろ盾を失い、世界に発展のプラスのエネルギーを放ち続けることも難しくなる。
中国の戦略の意図は明確で飾り気のないものだ。つまり自らの生活を良くするとともに、他者の生活も良くなることを望むというものだ。「道を得たる者は助け多し」だ。中国の「道」とはつまるところ平和的発展の気概、協力共栄の追求にある。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/内山)
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