Record China 2019年2月26日(火) 22時50分
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24日、韓国・世界日報は「“韓国人の苦しみに胸が痛む”…柳寛順記念館を掃除する日本人女性たち」と題する記事を掲載した。資料写真。
2019年2月24日、韓国・世界日報は「“韓国人の苦しみに胸が痛む”…柳寛順記念館を掃除する日本人女性たち」と題する記事を掲載した。
柳寛順(ユ・グァンスン)は朝鮮の独立運動家。独立運動を行なったことにより収監され獄死したため「朝鮮のジャンヌダルク」とも呼ばれている。
記事が紹介したのは、韓国人男性と結婚して忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョナン)に暮らす日本人女性3人。柳寛順記念館の清掃ボランティアを行っているが、「ここまでの道は容易ではなかった」という。
3人は2012年に同記念館を初めて訪問した。「映画などを見て3・1独立運動と柳寛順に関する内容を詳しく知っていた」といい、同記念館の観光解説担当者を通じてボランティア希望の旨を天安市史跡管理所の関係者に伝えるも承諾を得られなかったという。翌年も断られたが、その後、ほぼ毎日、柳寛順の遺影の前で「ボランティアをさせてほしい」と祈り、史跡管理所の職員にも頼み続けたそうだ。
そして14年3月26日、ついにボランティアの許可が下り、その日から現在まで、毎週火曜日の午前9時から終日ボランティアをしている。女性らは「私たちの小さな慰めと反省により、日本人に対する韓国人の感情が和らいでくれたら」と話しているという。
韓国のネット上では「これこそ恥ずかしくない大人の姿勢。安倍首相にも見習ってほしい」「韓国もそうだけど、日本の一般人は善良な人が多い。問題なのは、一部の政治勢力」「国家を超える女性たち」「素晴らしい。韓国人でも容易でないことなのに。ありがとうございます」「彼女たちこそ真の日本の外交官であり、韓国との架け橋を担う日本の英雄」「ありがとう。より多くの日本人に歴史を知ってもらえるようにするのは、最高の謝罪だと思う」など応援メッセージが多数を占めている。
また、「韓国は日本と日本人を憎んでいる訳じゃない。歴史や過ちから目をそらし、さらには国民にしっかりと教育を行なわない政府が憎いだけ。日本はお隣さんだから、兄弟のように仲良くしたい」「国民を扇動して政治を行なう日韓の政治家はしっかりすべき」との指摘も寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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