チベット自治区にダム3基を新設、インドの利益損なうとインド紙が批判―中国紙

Record China    2013年2月3日(日) 7時20分

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1日、中国がブラフマプトラ川にダム3基を新設する計画だが、インドの水資源を奪う可能性があるとインドメディアが反発している。写真はブラフマプトラ川。

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2013年2月1日、環球網は記事「中国、ブラフマプトラ川にダム3基を新設=インドが強く警告」を掲載した。

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中国国務院は先日、新エネルギー発展計画を発表。チベット自治区のブラフマプトラ川(中国名・雅魯蔵布江)のダム3基の建設を認可した。このニュースをインドメディアは注目している。1日付インド英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは「インドはブラフマプトラ川の使用権を有している」「下流の利益を損なう、一切の活動は行うべきではない」と警告した。

チベット高原には多くの国際河川の源流があるが、ダムを建設し水資源を活用しようとする中国と、下流の流水量が減少する可能性があると懸念するインドの対立が続いている。

「中国は責任を負う国家であり、他国の利益を損なうようなことはない」と中国側は繰り返しコメントしているが、インドの懸念は解消されてはいない。インド以外でも同様の問題は起きており、東南アジアでは中国のダム建設によりメコン川の流水量が減少したと批判の声が上がっている。(翻訳・編集/KT)

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