Record China 2019年2月28日(木) 12時50分
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27日、韓国・京郷新聞は「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が米国のドナルド・トランプ大統領との首脳会談で苦悩を吐露した」と報じた。写真はベトナム。
2019年2月27日、韓国・京郷新聞は「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が米国のドナルド・トランプ大統領との首脳会談で苦悩を吐露した」と報じた。
金委員長は同日、ベトナムのハノイで行われた米朝首脳会談で、トランプ大統領に「不信と誤解、敵対的なものがわれわれの進む道をふさごうとしたが、われわれはそれを乗り越え、260日ぶりにハノイまで来た」とし、「今考えると最も悩み、努力、忍耐を要した期間だった」と述べた。
記事はこの発言について「決然たる意志が感じられる」とし、「非核化をめぐる米朝交渉が進まない中で、自身の決断を信じて非核化の道を歩むことは大変難しかったということを遠回しに伝えたようだ。また、ハノイに来るまでに相当悩み、特段の決断をしたとの点を強調している」と分析している。
韓国・デイリーアンは「北朝鮮の非核化の意志を疑う国際社会に対し、公の場で不満を示すと同時に、内外に非核化の意志が本物であることを改めて強調したい考え」と説明している。ただ、一部からは「不信を呼んだ張本人は北朝鮮であり、金委員長自らがそれを解消するため果敢な非核化措置に合意しなければならない」と指摘する声が上がっているとも伝えている。
韓国のネットユーザーからは「お疲れさま」「金正恩には正直な面があるよね」「本当に大きな決断をした。民族繁栄のためによい結果を期待している」と肯定的な反応が寄せられている。
一方で、「核を捨てればすべて解決するのに、何をそんなに企んでいる?」「どうかな。金正恩を信じられない。カネのために核を隠したままの制裁解除を狙っている気がする」「図々しいな。これまでのことがあるのにどうやって信じろと?」と疑う声も多い。
その他、「核にしがみついていた若い指導者の苦悩が感じられる。行動を180度変えることは簡単じゃない。たとえ独裁者でも」「平和の道は始まったばかり。長く険しいだろう」などの声が見られた。(翻訳・編集/堂本)
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