2市で商用4Gサービスの試行開始、超高速モバイルインターネット時代に突入―浙江省

Record China    2013年2月5日(火) 10時9分

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2日、中国移動浙江公司は、同省杭州市と温州市で商用4Gサービスの全面的な試行を開始すると発表した。写真は中国移動。

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2013年2月2日、中国移動浙江公司は、同省杭州市と温州市で商用4Gサービスの全面的な試行を開始すると発表した。これは同省が全国に先駆けて商用4Gサービスの全面的試行を行う省となることを意味し、中国が超高速モバイルインターネット時代に突入することを象徴するものだ。新華網が伝えた。

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4Gは第4世代移動通信システムの略称。現在中国移動が採用している4G技術はTD-LTE。これは中国の主導する2大国際4G標準の1つで、最高速度は3Gの数十倍に達する。

商用サービスの試行開始に伴い、個人ユーザーと企業ユーザーに4Gサービスが全面開放される。中国移動浙江公司は寧波市でも4G体験キャンペーンを実施。杭州市、温州市、寧波市の4Gユーザーは3都市間でローミングサービスを受け、同一の料金体系を享受できる。杭州市のユーザーはデータ通信が途切れないよう、4G端末を通じて3Gと4Gの切り換えを自由に選択できる。

中国移動側によると、杭州市の4Gネットワークの実測速度から見て動画視聴に待ち時間は不要。10Mのソフトのダウンロードに必要な時間はわずか2秒。2Gの映画のダウンロードに必要な時間もわずか数分だ。

中国移動は2011年に杭州市などで大規模な4G技術試験を開始。2012年には中国移動浙江公司が杭州市B1バスで4G体験を開始。その後杭州市の4Gネットワークは新たに開通した杭州市地下鉄1号線の全線をカバーした。大規模試験ネットワークが最初に構築された杭州市には現在、2400あまりの4G基地局があり、人口500万人以上、面積500平方キロメートルをカバーしている。

中国移動浙江公司は、4Gネットワークの発展に伴い、4G端末の種類が増え、4Gデータ通信カードや4G携帯端末の商用環境が年内にほぼ整うとしている。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/内山

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