Record China 2013年2月4日(月) 14時36分
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3日、中国の違法漁船と韓国の海洋警察の間に発生したもみ合いによって死傷者が出た事件で、韓国・光州地裁で控訴審が開かれた。結果、被告である中国漁船の船長に対して、原判決よりもさらに重い量刑が下されることとなった。写真は事件を伝える当時のニュース番組画面。
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2013年2月3日、中国の違法漁船と韓国の海洋警察の間に発生したもみ合いによって死傷者が出た事件で、韓国・光州地裁で控訴審が開かれた。結果、被告である中国漁船の船長に対して、原判決よりもさらに重い量刑が下されることとなった。新華社の報道。
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事件は2012年10月16日、韓国全羅南道の北西方向90km付近の海域で発生。韓国の海洋警察が違法操業の中国漁船30隻あまりを発見し、これを取り締まりにかかった。しかし、ある漁船の乗組員らが激しく抵抗してきたため、韓国側は威嚇のゴム弾を発射したが、これが漁船の乗組員1人に命中して死亡した。 漁船員らは鉄パイプやナイフ、シャベルなどの凶器で抵抗しており、海洋警察の職員2人も負傷している。
漁船員らに対してはすでに量刑が下っていた。38歳の船長に対しては、懲役1年・罰金3000万ウォン(約255万円)とされていてが、このほどの控訴審では「凶器を用いた漁船員らの抵抗行為は、船長の指示のもと行われていた」として、懲役1年6カ月・罰金5000万ウォン(約426万円)とさらに重い量刑が下ることに。控訴したことでさらに苦しい立場に追い込まれることになった。なお、他の船員6人に関しては懲役8カ月と、原判決を維持した。(翻訳・編集/愛玉)
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