2019年2月27日、韓国の男性アイドルグループ「防弾少年団（BTS）」のコンサートに行くため、徹夜で1300文字の小論文を書いた米国の少女（12）に中国のネットユーザーが反応を示している。

新浪娯楽によると、少女の親は勉強への影響などを理由に娘の追っかけ行為に眉をひそめていたもようだ。米国でコンサートが開かれると知った少女は「会場に行って生で見てみたい」と考えるものの、父親の反対に遭った。そこで考えたのが小論文で、少女は音楽に対するBTSの理念の他、韓国の兵役を取り上げ「入隊前のメンバーに会える滅多にない機会になるはず」と説明、最後は自分にとってのコンサートの意義を論述してみせたそうだ。自身の成績証明書を見せ、アイドルを好きになることが勉強に悪い影響をもたらすとは限らないことを訴えたりもしたという。

結局、少女は見事父親を説き伏せ、母親、姉と一緒にコンサートのあるロサンゼルスへ。中国のネットユーザーからは「追っかけの鏡だ」「優秀なアイドルには優秀なファンがいるもの」「これがアイドルの力」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/野谷）