Record China 2013年2月5日(火) 0時27分
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4日、台湾中興大学日本総合研究センターの蔡東傑主任は「尖閣問題の核心は領有権ではない。中国は島周辺の航行権を確保し、米国による海上の“中国包囲網”に穴を開ける狙いがある」と指摘した。写真は尖閣諸島。
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2013年2月4日、香港・中国評論通信社(電子版)によると、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐる日中関係緊迫化について、台湾中興大学日本総合研究センターの蔡東傑(ツァイ・ドンジエ)主任は同日「尖閣問題の核心は領有権ではない。中国は島周辺の航行権を確保し、米国による海上の“中国包囲網”に穴を開ける狙いがある」と指摘した。以下はその概要。
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米国は沖縄、尖閣諸島、フィリピンをつなぐように海上包囲網を築いている。中国を取り囲み、太平洋進出を阻むためだ。見渡してみると尖閣と沖縄の間が最も広く、一番包囲網を突破しやすい。中国がこの場所に狙いを定めたのは、海上航行の自由をより拡大するためだろう。
米国はそもそも、東シナ海における中国船の航行を阻止することはできない。尖閣にはもともと波が立っていなかったのに、米国が背後であおり火をつけた。東南アジアが混乱することで初めて、米国は地域問題に介入できる。日米の選挙が一段落した今、開戦の可能性は低い。今後は「中国の脅威」をテーマにした舌戦が展開されるだろう。(翻訳・編集/AA)
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2013/2/4
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