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4日、パキスタンのグワダル港の港湾管理権が中国企業に移転する問題で、インドのデカンヘラルド紙は「(アジアの港湾管理を次々押さえる)中国の“真珠戦略”の一環だ」と主張した。写真はグワダル港。
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2013年2月4日、パキスタン南西部の戦略的要衝グワダル港の港湾管理権を同国政府が中国企業に移転する問題で、インドのデカンヘラルド紙はこのほど「(アジアの港湾管理を次々押さえる)中国の“真珠戦略”の一環だ。インドを囲い込む狙いがあるが、逆に中国に学ばなければならない」と主張した。環球時報(電子版)が伝えた。以下はその概要。
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今回の中国企業への管理権移転は不思議なことではない。中国はこれまで同港に巨額の資金、技術、人を注ぎ込んできた。ペルシャ湾やアラビア海における中国の地位はさらに高まるに違いない。インド当局の懸念は大きく、一部には中国が将来的に同港を軍事拠点にするとの見方も出ている。
同港は中国のいわゆる“真珠戦略”の最西端に位置する。真珠戦略とは、アジアの港湾管理権を次々と押さえ、域内での絵影響力向上を狙うこと。ミャンマー、バングラデシュ、スリランカなどがこれに含まれている。しかし、懸念ばかりもしていられない。インドも中国を見習うべきだろう。同港を押さえた中国の目的は、パキスタンから石油を中国西部へ輸送することにあるのだ。(翻訳・編集/AA)
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