Record China 2019年3月1日(金) 13時40分
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1日、新華社は、韓国政府が日韓関係の改善を目的として駐日大使の交代を検討しているとする、韓国メディアの報道を伝えた。写真は韓国大統領府。
2019年3月1日、新華社は、韓国政府が日韓関係の改善を目的として駐日大使の交代を検討しているとする、韓国メディアの報道を伝えた。
記事は、韓国・聯合ニュースの28日付報道を引用。韓国政府が李洙勲(イ・スフン)駐日大使の交代を検討しており、南官杓(ナム・グァンピョ)大統領府国家安保室第2次長が後任を務める見込みであるとした。南氏は以前、駐日韓国大使館での職務経験があり、28日に現在の職から離れたと伝えている。
そして、駐日大使交代は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日韓関係の改善を試みようとする姿勢の表れ」という聯合ニュースの見解を紹介している。
記事は、韓国の裁判所が日本企業に対して植民地時代の強制徴用被害者に賠償支払いを命ずる判決を出したこと、昨年12月に日本の自衛隊機が韓国側からレーダー照射を受けたとされる問題、さらには竹島の領土問題、慰安婦問題といった種々の紛争により、日韓関係は悪化し続けているとした。
また、3月1日が日本の植民統治に反発した「3・1独立運動」100周年にあたり、韓国国内の多くの場所で記念活動が行われる予定であることから、日本の外務省が2月28日に「日本人に対してソウルなどの記念活動現場に近づかないように」とする注意喚起情報を発表したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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