Record China 2013年2月6日(水) 5時59分
拡大
1月中旬から、中国は北部を中心として深刻な大気汚染に見舞われている。中国環境保護部の4日の発表によると、1月の大気汚染状況はかなり重篤なもの。国土の4分の1、国民6億人に影響を及ぼしたという。写真は2013年2月、江蘇省常熟市で撮影。
(1 / 4 枚)
2013年1月中旬から、中国は北部を中心として深刻な大気汚染に見舞われている。中国環境保護部の4日の発表によると、1月の大気汚染状況はかなり重篤なもの。国土の4分の1、国民6億人に影響を及ぼしたという。このところ連日、大気中の有害物質が日本にまで及んでいると報道されている。福岡市などでは先月下旬から、環境基本法で定められた基準値を超えるPM2.5(超微粒子)の数値が確認されている。
【その他の写真】
これを受けて中国紙・中国青年報と大手ポータルサイト・捜狐(SOHU)は、今月1日より共同でインターネット上のアンケートを実施。「1人1人が汚染軽減の努力をすべきだと思いますか?」など、以下の質問を投げかけ、5日午後4時までに1930人の回答を得た。集計結果は以下の通り。
■最近、大気汚染がひどいと感じますか?
とても感じる―930票(48.3%)
比較的感じる―589票(30.6%)
ふつう―250票(13.0%)
それほど感じない―79票(4.1%)
感じない―72票(3.7%)
わからない―6票(0.3%)
■すべての人が1人1人、汚染軽減の努力をすべきだと思いますか?
思う―1562票(82.1%)
思わない―223票(11.7%)
わからない―118票(6.2%)
■大気汚染を軽減するために、以下のどれを心がけますか?
身の回りの環境保護対策をこつこつとやる―1529票(79.2%)
自動車運転を控える、あるいはやめる―1303票(67.5%)
なるべくクリーンエネルギーを利用する―1180票(61.1%)
禁煙する、あるいは喫煙量を減らす―1174票(60.8%)
小排気量の自動車に乗り換える―816票(42.3%)
その他―283票(14.7%)
■まもなく旧正月ですが、花火や爆竹を控えますか?
(※注:中国では旧暦の正月を爆竹や花火で祝う伝統的習慣がある。今年の旧正月は2月10日)
控える―1466票(77.1%)
控えない―297票(15.6%)
わからない―139票(7.3%)
■大気汚染を軽減する政府の政策、どれを期待しますか?
公用車の使用停止、花火・爆竹の禁止―1524票(79.0%)
環境保護関連法の徹底施行―1473票(76.3%)
自動車排気、ガソリン品質などに対する基準刷新―1460票(75.6%)
国民に汚染対策運動を広める―1323票(68.5%)
汚染対策のタイムスケジュールを出す―1217票(63.1%)
PM2.5など汚染物質の計測データを公表する―1197票(62.0%)
汚染指数警報や対策事項を周知する―1118票(57.9%)
その他―232票(12.0%)
(翻訳・編集/愛玉)
この記事のコメントを見る
Record China
2013/2/5
2013/2/4
2013/2/2
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る