2019年3月3日、韓国KBSワールドラジオの中国語版サイトは、K-POPやゲームなど韓国の文化コンテンツの影響力が世界中で拡大し、「韓流」関連産業の黒字額が昨年、過去最高を更新したと報じた。

韓国の中央銀行・韓国銀行が2日発表した経済統計システムの関連資料によると、昨年の国際収支項目のうち、韓流関連の収支は24億3000万ドル（約2719億円）の黒字で前年から73％増加した。

黒字の増加は、主にゲームやTV番組、映画、音源などのコンテンツの海外での収入が大きく増えたためと分析されている。

韓流関連の収支は、12年に黒字に転じた後、黒字額は14年が10億5000万ドル、16年が15億1000万ドルと増えたが、17年はTHAAD配備問題の影響で14億ドルまで減っていた。

昨年は特に、ゲーム関連の通信、コンピューター、情報サービス分野の収支が21億1000万ドルの黒字で、前年の11億3000万ドルから倍近く急増した。（翻訳・編集/柳川）