Record China 2019年3月7日(木) 12時50分
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7日、韓国・世界日報によると、文化体育観光部から予算支援を受けている公共機関「韓国賭博問題管理センター」のファン・ヒョンタク院長が、韓国で行われる天皇の誕生日記念行事に2年連続で出席していたことが分かり、物議を醸している。写真はソウル。
2019年3月7日、韓国・世界日報によると、文化体育観光部から予算支援を受けている公共機関「韓国賭博問題管理センター」のファン・ヒョンタク院長が、韓国で行われる天皇の誕生日記念行事(在韓日本大使館主催)に2年連続で出席していたことが分かり、物議を醸している。
記事によると、韓国国会・文化体育観光委員会所属のキム・ヨンジュ(共に民主党)議員室などは6日、ファン院長が17年12月と昨年12月にソウルで開かれた天皇の誕生日記念行事に出席したと明らかにした。
同行事は毎年12月初めにソウルで非公開で行われており、韓国からは外交部関係者のみ出席するのが慣例になっている。過去には韓国の一部政治家が出席して世論から強い批判が巻き起こった。そのため、今回のファン院長の出席に対しても「慰安婦問題などで日韓関係が悪化している中での公共機関長の出席は不適切」と指摘する声が上がっているという。一方、ファン院長は「長官でもないのに、何が問題なのか」との立場を示している。
記事はこのほか、ファン院長には昨年、自身の「不正問題」が発覚した際、その事実を外部に漏らしたとみられる特定の職員に不利になるよう人事介入した疑いがあることも伝えている。
このニュースは韓国のネット上で注目度が高く、約5000件ものコメントが寄せられている。コメント欄には「公共機関長の意味を知らないようだ」「歴史意識に問題がある」「文大統領は『親日残滓(ざんし)を清算する』という約束を守るため、ファン院長をクビにするべき」「そんなに日本が好きなら日本で暮らせば?」「世論とかけ離れた考えを持つ人のために税金を払いたくない」などファン院長への批判的な声が並んでいる。
また、天皇の誕生日記念行事を韓国で行うことについて疑問を示す声も多く見られた。(翻訳・編集/堂本)
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2019/3/7
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