2013年2月6日、米国務省によると、ケリー米国務長官は5日、中国の楊潔チ（ヤン・ジエチー）外相と電話会談し、核問題をめぐる北朝鮮政府の挑発行動に対しては厳しい制裁を課すことで一致した。米ラジオ放送ボイス・オブ・アメリカ（中国語電子版）が伝えた。

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同省によると、両者はイラン情勢の安定や温暖化問題解決へ向け努力することで合意。ケリー米国務長官の会談内容は、先週末の日本、韓国の外相との会談とほぼ同じ。北朝鮮の挑発行動には厳しい態度で臨むことで一致したという。

また、米国務省のヌーランド報道官は「両者の会談は長時間にわたった。米中関係の強化、特に継続的な貿易・投資が重要になる」と説明した。北朝鮮問題については国連安保理決議に基づき、共同歩調をとることで一致。国際義務に違反することがあれば「重大な結果を招くことになる」とした。

一方、中国外交部は、米中の高官レベルでの交流の重要性を強調。戦略・経済対話を継続し、アジア・太平洋地域を含む世界の安定的な交流・強調に努めると表明した。（翻訳・編集/AA）