2013年2月8日、中国最大の祝日である春節（旧正月、今年は2月10日）を迎えるに当たり、中国紙・環球時報は世界各国のメディアによる今年の中国の問題点や中国への期待に関する報道を紹介した。

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今年の春節はどんな様子か、どのように過ごすかは、中国人にとって最も関心のある事柄の1つだが、外国人にとっては新しい年を迎える中国が今年どうなるのかが最大の関心事。また、世界のビジネス関係者にとっては、春節はアジア最大のショッピングシーズンであり、新たな金鉱を探り当てるチャンスでもある。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「中国政府が発表した貧富の格差を縮める方針は、新しい指導部にとって極めて難しい厄介な問題になるだろう」と伝えた。英紙フィナンシャル・タイムズは、自動車燃料に対する厳しい新基準の公布は、大気汚染との本格的な闘いが火ぶたを切ったことを示していると報じた。

また、日本のメディアは「経済成長モデルの構造転換が完了していないことは、中国には潜在能力だけでなくリスクもあることを意味している」と評した。

仏AFP通信は「巳年の世界は大変革、大変化の年になるだろう」と予測。ドイツ紙ディ・ヴェルトは「新しい年は暴風雨に見舞われる可能性があり、世界経済は中国に望みを託すことになるだろう」と期待を寄せている（翻訳・編集/HA）