日本の会社で製品データ複製し逮捕された中国人社員、中国ネットの反応は…

Record China    2019年3月14日(木) 11時20分

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13日、中文導報は、愛知県で日本企業に勤める中国人従業員が商業機密を盗み出そうとした疑いで同県警に逮捕されたと報じた。資料写真。

2019年3月13日、中文導報は、愛知県で日本企業に勤める中国人従業員が商業機密を盗み出そうとした疑いで同県警に逮捕されたと報じた。

記事によると、逮捕されたのは富士精工に勤める31歳の中国籍の申(シェン)容疑者。同容疑者は日本の大学を卒業後、2014年4月に富士精工に入社、技術部門で切削工具などの編集マニュアル作成を担当していた。企業秘密に触れる権限を悪用し、自動車部品の製造に用いるドリルの設計データなど、100件余りのデータを自らのUSBメモリに複製していたという。

同容疑者は、1月29日にSNSを通じて中国の友人に「会社のサーバーから設計図などをコピーした」と連絡していた。また日本滞在ビザが3月中旬に切れる予定で、周囲には退職して帰国することを考えていると語っていたようだ。同容疑者はUSBメモリへのコピーを認める一方で、「学習目的だった」と一部容疑を否認しているという。

この件について中国のネットユーザーは「これでは、外国で中国人があれこれ言われるわな」「今後、海外で中国人の就職が難しくなるかもしれない」「中国人留学生も先進国では監視の対象になった」「日本人の競争力の源である研究開発の成果を盗もうとすれば、彼らが怒るのも無理はない」といった感想を残している。

また、「帰国に成功していれば、自主開発できたのにね。残念でした」「これがいわゆる中国式の『カーブで相手を追い越す』ってやつだな」「盗んでくることが栄誉みたいになっている」などの、皮肉めいたコメントも見られた。(翻訳・編集/川尻

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