Record China 2019年3月14日(木) 19時30分
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14日、澎湃新聞は、「中国リーグの“抗韓”はなぜ1分3敗?」と題する記事を掲載。サッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で中国勢が韓国勢に勝てない理由を分析した。写真は上海上港。
2019年3月14日、澎湃新聞は、「中国リーグの“抗韓”はなぜ1分け3敗?」と題する記事を掲載。サッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で中国勢が韓国勢に勝てない理由を分析した。
13日の同大会グループリーグ第2節では、広州恒大が大邱FCに1-3、上海上港が蔚山現代に0-1でそれぞれアウェーで敗戦。第1節で北京国安が全北現代に1-3で敗れ、山東魯能が慶南と2-2で引き分けた結果を合わせると、中国勢の対韓国勢戦績は1分け3敗となる。
この成績について記事は「実は想定の範囲内」とした。その大きな要因に挙げたのが、外国人選手の制約に伴う実力の低下だ。
記事は、2012年に全北現代にアウェーで5-1と勝利して以降、中国勢は韓国勢に苦手意識を持たなくなり、ACLでの成績も大きく向上したと紹介。「それは中国のクラブが予算を大幅に増やし、多くの世界クラスの助っ人選手を呼び入れた部分が大きい」と説明した。
しかし、17年になると際限のないビッグネーム獲得が問題視され、自国選手の育成に力を入れるべきとの声が高まり、中国スーパーリーグは外国人出場枠を狭めた。18年シーズンにはさらに登録人数を5人から4人に減らし、アジア外国人選手枠も撤廃した。記事は、「これらの措置により、中国各クラブにおける外国人選手の実力が低下した」と解説している。
その上で、「中国のクラブは、可能な限り外国人選手依存症から脱却しなければならない。ACLに出ているサンフレッチェ広島、川崎フロンターレのJリーグ2クラブはそれぞれ広州、上海と戦った際、先発メンバーを全員日本人でそろえてきた。これこそ、中国クラブが求めるべき長期的な目標だ」と論じた。(翻訳・編集/川尻)
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