Record China 2013年2月18日(月) 11時44分
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17日、中国海軍の艦艇が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用レーダーを照射したとされる事案について、中国の民間軍事シンクタンク・中国戦略文化促進会の羅援常務副会長が3つの側面から問題を指摘した。資料写真。
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2013年2月17日、環球時報によると、中国海軍の艦艇が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用レーダーを照射したとされる事案について、中国の民間軍事シンクタンク・中国戦略文化促進会の羅援(ルオ・ユエン)常務副会長が3つの側面から問題を指摘した。
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第1に、この事案により日本の政治家が軍事的な常識を理解していないことが明らかになった。小野寺防衛相は両国艦艇の距離が3kmだったとしたが、3kmの距離なら肉眼で相手の艦を確認でき、しかもレーダーの死角に入りミサイルを誘導できないため、そもそも射撃管制用レーダーを照射する必要すらなかった。
第2に、これほど接近する場合には中国の艦艇は当然警戒や警告を行っている。偵察・警戒レーダーと射撃完成用レーダーはまったく別のものであり、日本側の信号弾による警告こそ危険性が高いことは誰の目にも明らかだ。
第3に、仮に戦火を交える事態になった場合には日本側に責任がある。中国の艦艇は公海上で訓練を行っていただけであり、これに接近した自衛隊の艦艇に問題がある。こうした事例は過去にもたびたび起こっており、中国空軍機に接近する自衛隊機は年間500機に上り、先ごろは自衛隊のF15戦闘機が中国のY−8輸送機と衝突寸前の距離まで接近した。距離わずか5メートルで極めて危険な行為だった。(翻訳・編集/岡田)
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