Record China 2019年3月16日(土) 22時20分
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花見の季節に訪日する中国人の間で、「マナー問題」を気にする人が激増したことが分かった。中国トレンドExpressの調べによると、2017年には全体の20%未満だったが、18年には45%超に達した。
花見の季節に訪日する中国人の間で、「マナー問題」を気にする人が激増したことが分かった。ホットリンクグループで中国の消費情報と中国SNSデータの分析ツールを提供するWEBメディア「中国トレンドExpress」の調べによると、2017年には全体の20%未満だったが、18年には45%超に達した。ホットリンクが2019年3月12日付で発表した。
中国トレンドExpressは、花見の時期に訪日する中国人が気にすること(関心事)として「マナー」が急上昇したことについて、「中国からの訪日客が増え始めた2016年頃から毎年、マナー違反をする訪日客の姿を日本のメディアが大きく報道したことに起因」と分析。日本の報道を引用した中国メディアが、自国民を対象に訪日客のマナー違反を厳しく批判し、中国大使館もマナーに関する注意喚起を行っていることから、中国消費者の関心が高まったとの見方を示した。
花見のシーズに日本で行きたいスポットでは「京都」という地名を挙げる人が極めて多かったが、「清水寺」(京都府)、「目黒川」(東京都)、「奈良公園」(奈良県)、「新宿御苑」(東京都)、「富士山」(静岡・山梨県)、「造幣局」(大阪府)などを挙げる人も多かった。花見の「個別スポット」についての情報が相当に浸透していることを思わせる結果になった。
「花見」に関するクチコミ件数そのものも、2017年通年の1万5000件未満から、18年には2万5000件を突破する急増だった。(編集/如月隼人)
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