北朝鮮の核実験強行にネット上で批判が噴出=大使館、総領事館前で異例の抗議デモも発生―米華字メディア

Record China    2013年2月19日(火) 10時13分

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16日、北朝鮮の核実験に反対を表明する中国の声が、ネット上から街頭にまで広がってきた。同日、広東省広州市で、北朝鮮の核実験に抗議するデモ行進が行われた。中国国内で北朝鮮の核実験に対する抗議デモが行われるのは極めて異例である。

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2013年2月16日、北朝鮮の核実験に反対を表明する中国の声が、ネット上から街頭にまで広がってきた。同日、広東省広州市で、北朝鮮の核実験に抗議するデモ行進が行われた。中国国内で北朝鮮の核実験に対する抗議デモが行われるのは極めて異例である。18日付で米華字メディア・多維ニュースが伝えた。

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デモに参加したのはおよそ100人で、「平和がほしい、核はいらない」などと書かれたプラカードを手に、広州市内で数十分間のデモ行進を行った。警察当局はデモを行った民衆を連行したが、簡単な取り調べを行っただけで釈放した。ある参加者はネット上で「核実験は中国をも大いに傷つけるものだ」といった内容の文章を発表している。

これに先立ち、ラジオ・自由アジア放送中国語版は2月13日、遼寧省瀋陽市に住むある人物が「北朝鮮による核実験に強く抗議する」と書かれたプラカードを手に、現地にある北朝鮮総領事館の前で抗議活動を行い、警察に連行された。当日は10名あまりの北京市民も北朝鮮大使館前でデモ行進を行い、同日午前10時頃、安徽省合肥市の住民も現地の公園でデモ行進を行い、警察に連行された。取り調べの後、午後6時頃に釈放されている。

ネット上では北朝鮮による核実験を避難する声が高まっており、あるメディア関係者は中国語版ツイッターで「米国の政策は正しい。このような国に制裁を行わずして、いわゆる平和路線など歩ませることができるだろうか。北朝鮮に対しては情けをかけて将来に禍根を残すようなことがあってはならない」という内容の文章を投稿した。この他にもネットユーザーによる核実験を批判する書き込みは数千件に上っている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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