ギャンブル好き中国人旅行客の心をつかめ、海南省で非換金式カジノを試行―香港紙

Record China    2013年2月20日(水) 19時35分

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17日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは記事「中国、マカオ以外の地域で非換金式カジノを試行」を掲載した。中国がカジノを解禁するか、注目を集めている。写真は海南省三亜市の紅樹林酒店。

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2013年2月17日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは記事「中国、マカオ以外の地域で非換金式カジノを試行」を掲載した。18日付で環球時報が伝えた。

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今や世界一のギャンブルの街となったマカオ。中国では唯一、マカオだけがカジノの営業が公認されてきた。だがこのたび、海南省三亜市でカジノがオープンしたという。最近開業した「紅樹林レジャー世界」がそれだ。

カジノとはいえ、ギャンブルで勝っても現金に換えることはできない。宿泊費の支払いや施設内で販売されているブランド品、宝飾品、芸術品の購入費用にすることは可能だ。現在は宿泊客だけが遊ぶことができるが、完全オープンしたあかつきには地元住民も利用可能になるという。

中国本土でのカジノ認可の動きは広がっていくのか。中国でホテルやレジャー施設を運営する外資系企業も期待を高めている。中国の文化からすると、カジノは悪しき行為と考えられてきた。しかし外に目を向ければ、フィリピンからベトナムまでアジア各国のカジノは中国人旅行客でいっぱいだ。中国本土のカジノ認可は、そうした客を取り込むカギとなる。その意味で今、中国政府はカジノ解禁の強い圧力を受けている。(翻訳・編集/KT)

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