Record China 2019年3月17日(日) 11時40分
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米ブルームバーグは14日、「ボーイングは、中国が最初に737MAXを運航停止したことに感謝すべき」とする記事を掲載した。資料写真。
2019年3月16日、中国紙・環球時報(電子版)によると、米ブルームバーグは14日、「ボーイングは、中国が最初に737MAXを運航停止したことに感謝すべき」とする記事を掲載した。
エチオピア航空が運航する米ボーイングの新小型旅客機「737MAX8」が10日墜落し、乗客乗員157人全員が死亡した。同型機の墜落は昨年10月のインドネシアのライオン・エアに続き2回目で、中国民用航空局は11日、同国の航空会社に対し、「737MAX」の商業運航を現地時間午後6時(日本時間午後7時)までに停止するよう命じた。
記事は、「中国は、先週の日曜日(10日)のエチオピア航空の737MAXの墜落事故から24時間以内に同型機の運航を停止した最初の国となった」とし、「それから数時間と数日の間に、エチオピア、欧州、そして最後に水曜日(13日)に米連邦航空局がそれに追随した。ボーイングの最も収益性の高い航空機の運航停止は今や世界的だ」とした。
そして、「エチオピアの航空事故が、昨年のインドネシアのライオン・エアの737MAXの墜落と類似点を持っているという証拠が蓄積するにつれて、運航停止は当然の動きのように思われる。それにもかかわらず、最初はそのような劇的なステップに抵抗したボーイングは、中国に感謝を表明すべきだ」とした。
記事は、その理由として「北京の率先した行動は、航空規制当局や航空会社、そして急速に拡大している中国の乗客におけるボーイングの評判が損なわれないことを確保した。中国はボーイングにとって最大かつ最重要な市場の一つだ」「その売上と利益を中国にますます依存しているボーイングは、中国が行ったことに感謝すべきだ」などと指摘している。(翻訳・編集/柳川)
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