中国の親はよく嘘をつく…それは子供に言うことをきかせるため―米誌

Record China    2013年2月21日(木) 3時8分

拡大

17日、米誌フォーブス(電子版)は、学術誌インターナショナル・ジャーナル・オブ・サイコロジーのデータをもとに、「中国人の親は子供に対し、言うことをきかせるために極端な嘘を頻繁につく」と報じた。写真は中国の親子。

(1 / 4 枚)

2013年2月17日、米誌フォーブス(電子版)は、学術誌インターナショナル・ジャーナル・オブ・サイコロジー(international journal of psychology)に発表されたデータをもとに、「中国人の親は子供に対し、言うことをきかせるために極端な嘘を頻繁につく」と報じた。さらに、中国人からみると、自分や他人のメンツを守るための「嘘」は、嘘に含まれないと分析した。19日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

ここで言う「嘘」は、子供に対して安心感を与えたり、自信を高めさせたりするための善意の小さな嘘ではなく、その子が一生忘れられないような極端な嘘のことである。

例えば、「ご飯を全部食べないと大きくなれないよ」「ちゃんとついて来ないと人さらいにさらわれちゃうぞ」「ルールを守らなければ警察を呼ぶよ」などである。インターナショナル・ジャーナル・オブ・サイコロジーに発表された最新の研究結果によると、中国人の親の98%が子供に対してこの種の嘘をついている。

米国人もこうした嘘をまったくつかないわけではないが、中国人ほど多くはない。例えば、「人さらいにさらわれる」に関しては、68%の中国の親が「経験あり」と回答したのに対し、米国の親は18%に過ぎない。また、「食べないと大きくなれない」に関しては、中国61%に対し米国10%という結果になっている。

こうした親の嘘が、成人した後の中国人のビジネス感覚においてどの様に具体的に影響しているのかは誰にも分からないが、ただひとつ非常にはっきりしていることがある。それは、中国人の考えでは、自分や他人のメンツを保つための「嘘」は、嘘のうちに入らないということである。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携