Record China 2019年3月19日(火) 13時10分
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SGホールディングス・グローバルの中国法人である保利佐川物流は中国での鉄道輸送サービスを本格稼働させる。中国は「一帯一路」政策にも関連して鉄道輸送が見直されている。写真は山東省の威海とドイツの河港都市のデュースブルグを結ぶ列車。
SGホールディングスは中国での鉄道輸送サービスを本格化させる / BtoB越境ECサイトのSD exportは香港向けに割安物流サービスを導入 / シルバーエッグ・テクノロジーは香港企業との提携で海外AI技術の日本導入を図る / ソレイジア・ファーマ、がん化学治療に伴う副作用対応薬を中国で販売。
●佐川、中国での鉄道輸送サービスを本格稼働―大連、天津、青島、広州、深セン結ぶ路線で
SGホールディングスグループの海外事業統括会社、SGホールディングス・グローバルの中国法人である保利佐川物流は4月1日、大連、天津、青島、広州、深センを結ぶ鉄道輸送サービスを本格稼働させる。SGホールディングスが18日付で発表した。
中国国内における貨物の陸上輸送はトラックが主体だったが、近年は中国政府による「一帯一路」の推進に対応した輸送手段の多様化が進められており、中でも鉄道による貨物輸送サービスの重要性が高まっている。また、鉄道はトラックに比べ二酸化炭素排出を88%削減できることから注目はさらに高まると予想されるという。
●BtoB越境ECサイト「SD export」、香港向けに割安物流サービスを導入
ラクーンコマースは18日、同社運営のBtoBの越境ECサイト「SD export」が香港向けに楽一番が提供する混載コンテナサービスの「LCL Container」を導入したと発表した。
海外バイヤーにとって配送料コストは購入を左右する大きな要因だ。SD exportでさまざまな配送手段を導入することでニーズへの対応と強化を図ってきた。その一環として、「時間がかかっても料金を安く」との要望に対応した。
SD exportでは全流通額の約80%をアジア向けが占める、特に香港向けは2018年通年で流通額が第2位、購入バイヤー数は第1位という。
●シルバーエッグ・テクノロジー、香港企業との提携で海外AI技術の日本導入を図る
AI 技術をベースにしたデジタルマーケティングサービスの開発・提供を行うシルバーエッグ・テクノロジーは18日、香港のAI・機械学習ベンチャー特化型スタートアップアクセラレーター Zerothと提携したと発表した。
シルバーエッグはAI 技術をベースとしたマーケティングツール販売を20年間手掛けてきた。自社の AI ビジネスのノウハウを援用して、Zerothのサポートする多数の AI ベンチャーの新技術を日本市場に投入することで、新たなビジネスの機会と利益を創出できると考えた。
シルバーエッグ社は海外子会社である Silver Egg Technology Asia(香港)を通じてZerothに50万ドル(約5600万円)の投資を行う。
●ソレイジア・ファーマ、がん化学治療に伴う副作用対応薬を中国で販売
ソレイジア・ファーマは18日、中国で「Sancuso」の販売を始めたと発表した。同薬は経皮吸収型で、がん化学療法に伴う悪心・嘔吐(おうと)に対応する。コンプライアンス(決定された治療方針により治療を遂行すること)の向上や、既存の注射剤などと比較して医療行為の簡便化が期待できるという。
ソレイジア・ファーマは北京市、上海市、広州市では自社で販売活動を行い、他の諸地域では提携先のLee’s Pharmaceutical(本社・香港)が販売を担当する。(編集/如月隼人)
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