日本の「最強」対艦誘導弾、配備前からすでに時代後れに=中国の発展が速すぎるから―中国メディア

Record China    2019年3月20日(水) 0時0分

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18日、新浪軍事は、日本最強の対艦誘導弾ASM-3が就役することなく「時代後れ」となり、その背景には想像を上回る速度による中国の軍備強化があったと報じた。資料写真。

2019年3月18日、新浪軍事は、日本最強の対艦誘導弾ASM-3が就役することなく「時代後れ」となり、その背景には想像を上回る速度による中国の軍備強化があったと報じた。

記事は、先日、航空自衛隊が実用性の限界を理由にASM-3の購入を断念し、新型長距離超音速対艦ミサイルの研究開発に取り組むことを決定したと紹介。「この決定は、10年余りの歳月をかけて開発し、空自が大きな期待を寄せたASM-3が、正式に就役しないうちに当局から死刑宣告を受けたことを意味する」とした。

そして、「空自が計画する新型長距離超音速対艦ミサイルプロジェクトは、早ければ2020年に予算を確保して始動し、ASM-3の技術をベースとして研究が進められ、最大射程距離はASM-3の倍に相当する400キロ以上になる見込みだ」と伝えている。

その上で、空自による決定は中国海軍の水上艦艇部隊の飛躍的な進歩と密接に関わっているという日本メディアの分析を紹介。「中国海軍が持つ052D型や055型の『中華イージス』が大量に生産、就役するなかで、ASM-3はもはや有効な脅威ではなくなった」とした。

記事はまた、防衛省もASM-3の開発中に中国海軍の防空能力強化を意識しており、ミサイルの各種設計指標に対して調整を加えてきたことを「注目すべき点」として指摘。それでもASM-3の開発中止を余儀なくされたことについて「中国海軍がこの20年足らずの時間で、大多数の人の予測を超える変貌を遂げたとしか説明のしようがない」と評している。(翻訳・編集/川尻

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