Record China 2019年3月19日(火) 12時30分
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18日、韓国軍が進める戦闘機開発事業について、韓国・JTBCは「過去3年間で10回以上も米国に技術輸出を断られていたことが分かり、開発の遅れが懸念される」と伝えた。資料写真。
2019年3月18日、韓国軍が進める戦闘機開発事業について、韓国・JTBCは「過去3年間で10回以上も米国に技術輸出を断られていたことが分かり、開発の遅れが懸念される」と伝えた。
記事によると、韓国軍は8兆ウォン(約7860億円)の資金を投入し、2020年以降の韓国空軍の主力戦闘機を造る韓国型戦闘機KF-X事業を14年から本格的に進めている。韓国軍は戦闘機にミサイルや爆弾などの武装装備を装着するための技術を米国から輸入する予定だったが、米国は15年から10回以上にわたり輸出を拒否し、昨年8月には、公式に「資料を提供できない」とする書簡も送ったという。
韓国の防衛産業庁は現在も米国に技術輸出を要請しているが、「開発に問題はない」と説明している。ひとまず欧州の技術で代替し、後から米国の技術を輸入する考えという。
これについて、記事は「技術を2回輸入するとその分費用が増加する」と懸念を示している。一方、防衛産業庁は「総事業費の範囲内で行うため問題ない」との立場を示している。ただ、開発の遅れの指摘に対しては明確な回答を避けているという。
韓国のネットユーザーからは「米韓は米国が兵器を売りたい時だけ同盟になる」「自分で開発せず米国の兵器を買えということか?ひど過ぎる」など米国に不満の声が上がっている。
一方で「今の韓国政府は北朝鮮にミサイル技術を渡しかねない。それなのに米国がくれるわけない」「米国が日本には技術を渡すのに韓国には渡さない理由は、中国や北朝鮮の手に渡る可能性があるから。米国も100%韓国を信じられないんだよ」と原因を指摘する声も。
また「自分で開発するしかない。遅かれ早かれ越えなければならない壁だ」「いくらお金がかかっても米国に頼らず自ら開発すべき。そうすれば米国にも見下されない」「自主国防を実現しよう。いつまで米国や日本の目を気にして生きる?」と「自主開発」を訴える声の他、「技術情報を確保してから事業を始めるべきでは?きっと誰かの懐を温めるための事業だろう」と疑う声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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