北朝鮮の核開発が生んだ意外な副産物=日中は尖閣問題を棚上げし協力か―ロシアメディア

Record China    2013年2月23日(土) 17時11分

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21日、ロシアラジオ局ボイス・オブ・ロシアはウェブサイトで記事「日本は領土問題の棚上げを希望」を掲載した。北朝鮮の核開発というより重要なテーマのために、尖閣問題を棚上げにして日中が協調する可能性を指摘している。資料写真。

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2013年2月21日、ロシアラジオ局ボイス・オブ・ロシアはウェブサイトで記事「日本は領土問題の棚上げを希望」を掲載した。22日、環球網が伝えた。

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ロケット打ち上げと核実験により一気に緊張が高まった北朝鮮問題。20日、北京を訪問中の日本外務省アジア大洋州局の杉山晋輔局長は、中国の武大偉(ウー・ダーウェイ)朝鮮半島特別代表と会談し、北朝鮮問題について協議した。

尖閣問題で激しく対立してきた日本と中国。いまだに妥協にはほど遠い現状だ。日中は建設的なテーマを探してきたが、北朝鮮の核開発凍結では意見が一致した。両国はより重要な北朝鮮問題のために、意見の違いを棚上げにしたいと願っている。すなわち、杉山局長と武代表の会談は北朝鮮問題が意外な副産物を生んだことを示している。

ロシアの専門家はこれをきっかけに日中の領土紛争の優先順位が下がり、日中間で建設的な対話が生まれる可能性を示唆している。問題は米国の対応だが、中国との新たな友好に米国が口を挟もうとしても日本が抵抗する可能性もあるとみている。(翻訳・編集/KT)

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