Record China 2020年12月1日(火) 21時20分
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1日、上海の地下鉄乗車ルールが改正され、電子デバイス使用時に音声を車内に流すことが禁止された。中国版ツイッター・微博では、地下鉄の乗車マナーについての議論が繰り広げられている。写真は深セン地下鉄。
2020年12月1日、上海の地下鉄乗車ルールが改正され、車内で電子デバイス使用時に(イヤホンなどをせずに)音声を発することが禁止された。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では、地下鉄の乗車マナーについての議論が繰り広げられている。
人民日報の微博アカウントは11月30日、12月1日施行の新しい「上海市軌道交通乗客守則」で、電子デバイス使用時に音を発する行為が明確に禁止されたと紹介。これまで地下鉄車内で、一部の乗客が動画アプリの再生音に悩まされていた現地のネットユーザーからは新たなルールに期待の声が寄せられていると伝えた。
同アカウントはまた、「地下鉄で禁止してほしい行為は何か」というアンケートを実施。約4万6000人のユーザーが回答しており、「傍若無人に大声で話す」が3割強を占めて最も多くなっている。以下、「車内での飲食」「整列乗車をしない」「物乞いやみだりな広告掲示」「ごみのポイ捨て」となっている。
地下鉄車内の飲食については、北京地下鉄で昨年5月に車内での飲食が原則として禁止された。しかし、ルール改正から2カ月が経過しても車内で物を飲み食いする人は後を絶たず、必ずしもルールが守られていない状況が浮き彫りになった。上海で始まった新しいルールも、浸透するまでに時間がかかる可能性がありそうだ。
地下鉄車内での禁止行為について、中国のネットユーザーは「高速鉄道でも禁止してほしい」「アンケートの選択肢、全部選びたかった」「物を食べるのはにおいが強いものでなければいいと思う。それと、ちゃんとごみを片付ければ」「アンケートで挙がった項目は地下鉄だけじゃなくて、そこがどこであれモラルのない行為」「あとは、車内で腹を出してる人、足を開く人、2人分の座席を占有する人も嫌い」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)
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