人民網日本語版 2019年3月22日(金) 19時20分
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何さんは、大学でアナウンサーを専門に学び、卒業後はテレビ局で働いていた。最後の別れに寄り添ってくれるペットのおくりびとを見つけることができなかったのを機に、テレビ局の仕事を辞めて、葬儀業界に飛び込み、「ペットおくりびと」になった。
山西省太原市で3月20日、90後(1990年代生まれ)のペットのおくりびと・何傑さん(29)がその業務内容を紹介してくれた。何さんは、大学でアナウンサーを専門に学び、卒業後はテレビ局で働いていた。しかし、ペットのネコが死んでしまった時に、最後の別れに寄り添ってくれるペットのおくりびとを見つけることができなかったのを機に、テレビ局の仕事を辞めて、葬儀業界に飛び込み、「ペットおくりびと」になった。
同業界に入って2年の間に、何さんは500匹近くのペットの最後の別れに寄り添ってきた。「ここに来る人はみんな、自分が飼っていたペットに深い思い入れがある。ここ2年で一番忘れがたいのは、15年飼った犬を亡くした夫婦だ。その犬は生前2回、その夫婦を救った。一回目は、夜に火事が起きた時で、二回目は夜に泥棒が入った時だ。犬のおかげで、その夫婦は災難に遭わずにすんだ。ペットが死んでも、伝染病を発生させないためにも、適当に捨てたりしないようにしてほしい」とし、今後について、「ペットのおくりびとを続けたい。この業界が皆に理解されることも願っている」と語った。 (編集KN)
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