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23日、香港の俳優チャップマン・トーが、2014年から中国で封殺されていることへの思いを述べ、台湾に対して「香港から学ぶべき」と語っている。
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2019年3月23日、香港の俳優チャップマン・トー(杜[シ文]澤)が、14年から中国で封殺されていることへの思いを述べ、台湾に対して「香港から学ぶべき」と語っている。
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映画「インファナル・アフェア」などで知られる演技派俳優のチャップマン・トーは14年、香港の民主派の占拠デモ、さらに台湾の学生による立法院(国会)占拠騒動への支持を表明したことで、中国で封殺の対象になった。最新出演作の映画「G殺」(G殺事件)が間もなく台湾で公開されるのに合わせ、このほど台湾メディアのインタビューに答えた。
かつては「世界中を自分の観客にしたい」との目標を抱いていたという語るチャップマン・トーだが、現在は封殺によって活動の場が制限されている。これについて、「過去の考えはかなり幼稚だった」と語っており、現在の心境として「自分を好きでいてくれる観客さえいればいい。そんな人たちのために活動したい」と話している。
香港での民主派の占拠デモ当時は、フェイスブックなどSNSを通じて連日発言し、数多くのネットユーザーから賛同または批判の声が寄せられた。香港の状況について、「ますます悪くなっている。台湾は香港から学ぶべきだと思う」と語ったチャップマン・トーは、インタビューの中で台湾に向けて、「(選挙で)もし国民党に投票したら、台湾は香港になってしまう」と言い放っている。
「ヤクザよりヤクザ」な悪徳警官をチャップマン・トーが熱演した映画「G殺」は、今月開催された第14回大阪アジアン映画祭でも上映され大好評だった話題作で、台湾では今月29日から公開予定となっている。(Mathilda)
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