北朝鮮に臨む中国国境の町、対岸の新義州市と好対照―スペイン紙

Record China    2013年2月26日(火) 14時13分

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23日、遼寧省丹東市は鴨緑江を隔てて北朝鮮の新義州市に接しているが、両市は対照的だとスペイン紙が指摘した。

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2013年2月23日、中国紙・参考消息(電子版)によると、遼寧省丹東市は鴨緑江を隔てて北朝鮮の新義州市に接しているが、両市は対照的だとスペインのABC紙が報じた。

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ホテルは客室が対岸の新義州市に面しており、ロシア風の旧市街と対照的な新市街の観覧車や「チュチェ(主体)」と名付けられたビルが目に入ってくる。朝鮮戦争を記念した丹東抗米援朝記念館では共産主義グッズが購入でき、北朝鮮の労働党員が身につけている金日成(キム・イルソン)バッヂや金正日(キム・ジョンイル)バッヂも購入できる。

郊外では50元(約750円)支払ってボートに乗れば国境ぎりぎりの地点まで案内してもらうことが可能で、100元(約1500円)を出せば北朝鮮の漁師が乗るボートが密かに売っている北朝鮮グッズを買うこともできるという。

丹東市と新義州市は距離わずか1kmしか離れていないが、丹東市では夜になっても電灯が煌々と照らされ、娯楽も食事も豊富で活気にあふれているのに対し、新義州市は夜になると真っ暗になってしまい、電気が使えるのは朝5〜7時夜5〜10時のみで、しかもその間は水が止まってしまう。記事は、鴨緑江を隔てた両市は「まったくの別世界」だと紹介している。(翻訳・編集/岡田)

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