中国のスポーツメディア・新浪体育は23日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で「滑稽（こっけい）なミス！」と見出しを付け、カーリングの日本対中国の試合での一幕を紹介した。

22日、デンマークで行われたカーリング女子世界選手権の予選で、日本（中部電力）と中国が対戦。中国が赤色、日本が黄色のストーンだったが、第5エンドに中国の王●（ワン・ルイ。●＝草かんむりに内）が誤って黄色のストーンを投じた。狙い通りにサークル内にあった日本のストーンをはじき出したが、王は直後に「なんか黄色のストーンに黄色のストーンぶつけちゃった！」と声を上げた。これにはスイープした味方選手も、「あなたが投げた瞬間、私もびっくりしたわよ」と応じた。

中国のネットユーザーからは、「はははは！」「笑い転げたわ」「日本チームもびっくりだろうよ」「いや、投げられたストーンが一番びっくりしてる」「これも戦術か？」「ちょっと萌えた」「東北人らしいな」など、面白がるようなコメントが寄せられている。

また、「これってルール上はどうなるの？」というコメントも多かったが、央視網によると、色が異なるストーンを投げてもペナルティー（罰則）はなく、ストーンを入れ替えてそのまま続行されたとのこと。試合は結局、日本が6-4で勝利した。（翻訳・編集/北田）