Record China 2019年3月26日(火) 13時50分
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桜の名所として知られる武漢大学で、花見に訪れた男性2人と大学の警備員がもみ合いになるトラブルが起きたことについて、武漢大は25日、ウェイボーの公式アカウントで当時の状況を説明した。
2019年3月26日、中国紙・環球時報によると、桜の名所として知られる武漢大学(湖北省武漢市)で24日、花見に訪れた男性2人と大学の警備員がもみ合いになるトラブルが起きたことについて、武漢大は25日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の公式アカウントで当時の状況を説明した。
報道によると、トラブルは24日午後、ある校舎の横で起きた。現場で撮影された動画には4人の警備員が2人を抑えつける様子や、「自分が着ているのは唐装(中国の伝統衣装)だ」などと叫ぶ男性の姿が捉えられている。
状況を知る武漢大の学生からは「最初は口論だったが、その後もみ合いに発展した」という趣旨の説明があり、派出所の警官は「男性が和服のような格好で校内で花見をしようとしたことがトラブルの原因」「武漢大は国内一流の大学で、こうした服装での桜鑑賞は不適切。校内への立ち入りを制止することは間違っていない」などと語ったという。
環球時報によると、武漢大は25日夜、ウェイボーの公式アカウントで、当時の状況について「警備員ともみ合いになった2人の見物客のうち1人は予約手続きをしていなかった」「もみ合いになる前に女性警備員が6分間にわたって立ち去るよう勧告すると、2人はこの警備員に挑発的な言葉を発した」「男性警備員が加わった後、双方はもみ合いに発展した」などと説明した。
報道によると、武漢大は桜の季節に「実名制、入場制限、無料予約制、二重チェック」を実施しており、今年は3月21日から4月4日まで構内への入場を制限し、平日は1万5000人、週末は3万人としている。予約は大学公式サイトやウェイボー、ウィーチャット(微信)、TikTokの公式アカウントなどで受け付けているという。(翻訳・編集/柳川)
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