日本が「中国最強」の種目を狙い撃ち?中国バドは東京五輪で金一つ止まりか―中国メディア

Record China    2019年3月31日(日) 10時40分

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27日、中国メディアの上観新聞は、日本が2020年の東京五輪に向けて中国の得意種目であるバドミントンや卓球の選手強化費を増額することを決めたことについて「日本が中国最強の種目に剣を向けた」と報じた。資料写真。

2019年3月27日、中国メディアの上観新聞は、日本が2020年の東京五輪に向けて中国の得意種目であるバドミントンや卓球の選手強化費を増額することを決めたことについて「日本が中国最強の種目に剣を向けた」と報じた。

記事は、東京五輪で史上最多の金メダル30個獲得を目指す日本のスポーツ庁が、2019、20年度の重点強化種目を制定し、最も多くの強化費用が与えられる「S級」に柔道、レスリング、体操、空手とバドミントンが選ばれ、これに次ぐ「A級」として卓球など10種目が指定されたと紹介している。

また、昨年10月にも日本オリンピック委員会(JOC)が東京五輪で金メダル獲得に向けた重点強化種目として特に、中国が最大のライバルとなるバドミントンと卓球を挙げ、中国選手と戦う上での対策や戦略の研究に取り組むことを明らかにしていたと伝えた。

その上で、「バドミントンでは近年、日本が急速な成長を遂げる一方で、中国は世代交代がうまくいかない状態である」とし、「現在の世界のバドミントン界を取り巻く状況や、中国勢の状況を考えると、東京五輪で中国代表が金メダルを取れる可能性が大きいのは混合ダブルスのみである」と指摘。男子ダブルスにも可能性はあるが、女子シングルス、女子ダブルス、男子シングルスは極めて難しく、「いずれも日本勢が最大の壁となって立ちはだかる」とした。

さらに、卓球については「日本が五輪史上初の金メダル獲得を目指しており、特に東京五輪で新設される混合ダブルス競技を最大の狙い目にしている」と伝えた。そして「東京五輪は日本選手にとって地の利があり、勢いやメンタルで大きなアドバンテージを持っている。バドミントンと卓球における日中間の金メダル争いが、同大会の焦点中の焦点になることが予測される」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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