2013年2月27日午後12時ごろ（現地時間）、中国・湖北省武漢市にある武漢長江大橋で2人が相次ぎ橋から身を投げ川に落下し、偶然にも、同橋で大気汚染に関する写真撮影をしていた記者が飛び降りの瞬間をとらえた。中国新聞社が伝えた。

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1人目が川に落下すると、辺りから川に人がいると叫ぶ声が響いた。その声を聞いた人が川でおぼれている人を確認したまさにその時、2人目が川に飛び込んだ。あまりにとっさのことで写真撮影をしていた記者はカメラのシャッターを無意識に押すことしかできず、その後すぐに通報。ところが、10秒もしないうちに2人は川にのみ込まれた。

2人が飛び降りた場所には上着2着と女性用のバッグに飲み物とライターが置かれていた。その中から身分証明証が見つかり、警察は飛び降りた2人のうち1人は1993年生まれの男性であるとみている。当局は状況から自殺の可能性が高いとして、2人の捜索とともに詳しい経緯などについて調べを進めている。（翻訳・編集/内山）