中国、来年までに固形廃棄物の輸入をゼロに―英メディア

Record China    2019年4月1日(月) 5時0分

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30日、中国紙・環球時報は、「中国は来年までに固形廃棄物の輸入をゼロにすることを目指している」とするロイター通信の記事を紹介した。資料写真。

2019年3月30日、中国紙・環球時報は、「中国は来年までに固形廃棄物の輸入をゼロにすることを目指している」とするロイター通信の記事を紹介した。

それによると、記事はまず、「中国は1980年代以降、何億トンもの外国の古紙や廃棄プラスチック、電子廃棄物、金属くずを、数多くの小規模な作業場でリサイクルするために輸入してきた。だが中国政府は昨年から、汚染を減らし、リサイクル企業が増加を続ける国内の廃棄物を処理することを奨励するため、廃棄物の輸入を規制し、税関は廃棄物の密輸を摘発するための一連の行動を実行している」と伝えた。

そして、「中国が昨年輸入した固形廃棄物は2260万トンで、前年比47%減少した」とし、「廃棄物は中国最大の環境問題の一つとなっている。長年にわたって蓄積されている産業用固形廃棄物の総量は600億〜700億トンに達し、リサイクル能力の向上を求める大きな圧力に直面している。中国は『ゼロウェイスト都市』計画を打ち出し、全国に数百のリサイクル拠点を新設している。だが中国には収益性の高い事業を創出するために必要なインフラと廃棄物処理の習慣が不足しているとの不満の声も聞かれている」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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