中国はSu-57を購入するのか、「日韓のF-35にぶつけるか、J-20の練習相手ぐらいにしか使えない」と中国メディア

Record China    2019年4月1日(月) 20時20分

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1日、新浪軍事は、中国がロシアからSu-57戦闘機を購入する可能性が取りざたされたことについて「周辺のF-35にぶつけるか、J-20の練習相手にするぐらいしか使いようがない」と評した。写真はJ-20。

2019年4月1日、中国メディアの新浪軍事は、中国がロシアからSu-57戦闘機を購入する可能性が取りざたされたことについて「周辺のF-35にぶつけるか、J-20の練習相手にするぐらいしか使いようがない」と評した。

記事は、ロシア企業ロステックの高官が近頃「中国が今後2年以内にSu-35戦闘機の継続購入および中国国内製造をするか、第5世代戦闘機のSu-57Eを購入するかを決定するだろう」と発言したことを紹介。この発言に中国のネット上ではたちまち「国産戦闘機のJ-11やJ-16に重大な技術上の問題が起きたか、J-20の生産能力問題が解決できなかったか」「はたまた国産エンジンに解決できない問題が生じて、ロシアのエンジンを引き続き導入する必要があるのか」との議論が巻き起こったとした。

そのうえで、ロシア側がSu-57を「世界で最高の軍用飛行機」と称し、少なくとも海外に400機、そのうち中国に100機以上は売れるとの見方を示していたほか、初飛行を行った2010年にはスホイ戦闘機の設計機関が中国に代表団を派遣して同機を熱心にPRしたことを説明している。

一方で、「国産のステルス戦闘機開発に力を注いでいた中国空軍はロシア側の再三のアプローチに、良い返事をしてこなかった」と指摘。「11年にJ-20がステルス性能や飛行性能でブレイクスルーを実現すると、中国空軍の態度はますます冷淡になり、14年にはSu-57のステルス性能に問題があり、米国のF-22やF-35に比べて性能で劣ることが判明したのを尻目に、中国はにJ-20の高いステルス能力を証明する試験を成功させた」とし、中国にとってSu-57を購入する理由がなくなったことを伝えた。

記事は最後に「ただ、本当にSu-57を買う可能性はないのか。必ずしもそうとは限らない。何機か購入して周辺を飛んでいるF-35にぶつけてもいいだろうし、J-20の練習に付き合わせるのもいい」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

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