イスラム王の宮殿を再建―新疆ウイグル自治区クムル(哈密)市

Record China    2007年4月3日(火) 9時4分

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新疆ウイグル自治区クムル市では、回王府兵営の復元工事が進められている。多民族の建築様式が融合した珍しい建築で、10月1日オープンの予定だ。

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新疆ウイグル自治区クムル市では、回王府兵営の復元工事が進められている。10月1日からの中国のゴールデンウィーク(中国のゴールデンウィークは5月1日からと10月1日からとの2回)には公開の予定だ。

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回王とは回族(ムスリム)の王を指す。再建中の王府は、清朝から王位に任じられた時に建築されたもの。多民族の建築様式が融合した、新疆の特徴をよく表す貴重な建築だ。当時、新疆最大の規模を誇り、完成までに7年の歳月を要したという。

栄華を誇った回王府も1931年に戦火の中焼け落ちた。しかし、2004年から復元工事がはじまっている。まず王府の中心である王爺台が復元され、2006年5月1日に公開された。現在再建中の兵営は馬房・兵房・見張り台・監獄から構成されている。(翻訳/編集・高口康太)

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