Record China 2019年4月4日(木) 14時50分
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3日、中国メディアの観察者網によると、著名ブランドのコンバースの中国の店舗が限定品販売で打ち出した「条件」がネット上で物議を醸し、コンバースが謝罪する事態になった。
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2019年4月3日、中国メディアの観察者網によると、著名ブランドのコンバースの中国の店舗が限定品販売で打ち出した「条件」がネット上で物議を醸し、コンバースが謝罪する事態になった。
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記事によると、山東省済寧市にあるコンバースの販売店が2日に「1970年代復刻デザインシューズの抽選販売イベント予告」を張り出した。そこには時間などの情報に加え「身分証を持参のこと。数量限定のため抽選販売を行う。購入の際はコンバースブランドの靴と服装で来場すること」などといった「注意事項」が書かれていた。
この来場者に対する「コンバース縛り」がネット上で論争となり、微博のキーワード検索ランキングにも登場。一部のネットユーザーから「抽選や(同ブランドの製品を持っている)ファン限定という売り出し方はやり過ぎ」といった批判の声が相次ぎ、ほどなくコンバースが微博上で謝罪声明を出すに至った。
謝罪声明では、対象商品の人気が想定以上で、購入できない人が出たことについての謝罪が記されると同時に、「コンバースはこれまで投機売買に参加したり、奨励したりしたことはない。すでに販売店に対して厳粛な意思疎通を行い、非コラボ製品の抽選販売をやめさせた」とされた。
記事は、中国ネット上の反応に対し速やかに行動を起こしたコンバースについて、「ブランドイメージへの影響は依然として避けられない」とし、「販売店との意思疎通や管理面で問題があることが浮き彫りになった」との業界関係者の見方を紹介。帆布のスポーツシューズで人気を集めてきた同ブランドが、他社製品の追随によって業績を落としていること、さらに今回の販売店による抽選活動に対する消費者の反応から見て「すでに消費市場で勢いを失っているのは明らかだ」と評している。(翻訳・編集/川尻)
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