全国の博物館所蔵の文化財、5割が損傷=重度以上の腐食は240万点超―故宮博物院長

Record China    2013年3月7日(木) 7時15分

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4日、京華時報によると、全国人民政治協商会議委員で、故宮博物院の院長である単氏は今月3日、調査により全国の博物館が所蔵している文化財のうち50.66%が腐食や損傷を受けていると明らかにした。写真は北京の故宮博物院。

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2013年3月4日、京華時報によると、全国人民政治協商会議(政協)委員で、北京市の故宮博物院の院長である単●翔(シャン・ジーシアン、●=雨冠に斉)氏は今月3日、調査により全国の博物館が所蔵している文化財のうち50.66%が腐食や損傷を受けていると明らかにした。

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単院長によると、初の試みとなった「全国博物館所蔵文化財腐食損傷調査」で、全国2803カ所の国有文化財所蔵の関連機関、あわせて1470万点あまりの文化財に対し調査を実施。うち、腐食が著しい程度の文化財は約29万5000点で、重度の腐食が認められた文化財は213万件に上った。

現在開催中の両会に参加している単院長の提案書は、大分部がこれらの文化財保護に関するもの。単院長は提案書の中で、文化財保護に関する経費の増加を訴え、全国の科学技術を活用し文化財の修復を展開すべきだと主張している。(翻訳・編集/内山)

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