念願かなってウェティングドレス姿―陝西省西安市

2007年4月2日、かわいい花嫁が市民200人による祝福の真っただ中にいた。

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彼女は西安市の姚傑（ヤオ・ジエ）さん。実はご主人の斉小明（チー・シャオミン）と入籍したのは11年前のこと。経済的な理由から結婚式も挙げられないまま5年が過ぎた頃、姚さんに重い腎臓病があることがわかった。経済的負担はますます増大したが、ご主人の献身的な支えもあり、週2回の人工透析にも耐えてきた。斉さんの職場も、少しでも治療費の足しになればと2人に小さな商店経営の手助けをするなど、周囲に支えられて今日まで頑張ってきた。

姚さんにはウエディングドレスを着られなかったことが唯一の心残り。この話を聞いた市内の写真館が願いをかなえようと、従業員から6000元（約9万円）の寄付を集め、さらに無料で写真も撮影してくれることになったのだ。身長135cmで童顔の姚さんも、ドレスに身をまとえばまばゆい主役。優しいだんな様に連れ添った幸せをかみ締めた瞬間だった。（翻訳編集・WF）