Record China 2019年4月7日(日) 15時0分
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6日、環球網は、防衛省統合幕僚監部が5日、同日午後に中国海軍の艦艇3隻が宮古海峡を通過したことを発表したと伝えた。資料写真。
2019年4月6日、環球網は、防衛省統合幕僚監部が5日、同日午後に中国海軍の艦艇3隻が宮古海峡を通過したことを発表したと伝えた。「人民解放軍から『御用達カメラマン』と揶揄(やゆ)されている自衛隊が中国海軍艦艇を追跡し監視した」とし、「日本はまだ慣れないのか」と苦言を呈している。
記事は、「防衛省統合幕僚監部によると、5日午後5時ごろ、海上自衛隊の2隻の艦艇が、宮古島の北東約100キロメートルの海域を南東進する3隻の中国海軍の艦艇を発見した。その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島の間の海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した」と伝えた。防衛省の資料によると、この中国海軍の3隻は、ルーヤンII級ミサイル駆逐艦、ジャンカイII級フリゲート艦、フチ級補給艦だという。
記事は、これより前、2日にも中国海軍の別の3隻が宮古海峡を通過したほか、1日には中国機3機が宮古海峡を通過して東シナ海と西太平洋の海域を往復していたと指摘。この3機はH-6爆撃機2機とY-9情報収集機だったという。
記事は、「08年11月に、中国海軍は初めて宮古海峡を通過して太平洋へ入った。その後、中国海軍の艦艇は何度も宮古海峡を通過して東シナ海と太平洋を往復している。現在、中国海軍の遠洋航行訓練は常態化しており、宮古海峡は中国海軍が西太平洋へ入る主な通路となった。中国海軍は毎年、少ない時で2回、多い時には5回宮古海峡を通過している」と伝えた。
その上で、「宮古海峡は国際海域に属するもので、『国連海洋法条約』によると、国際海域ではすべての国が自由に航行・飛行できるとなっている」と主張。中国国防部の呉謙(ウー・チエン)報道官がかつて、「日本は中国軍の正当な訓練活動を騒ぎ立てるのが好きだが、気持ちの整理ができておらず、心の病が治っていないのだろう。これは中国の軍艦が宮古海峡を通過することが少なかったことが原因なのかもしれない。中国の軍艦の通過が増えれば日本も慣れるだろう」と語っていたことを伝えた。(翻訳・編集/山中)
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